臨床研究について

大学病院の3つの大きな使命は患者様の診療、良医を育てるための教育、そして明日の医療をよりよいものにするための研究があります。ここでは、当科が現在進めている臨床研究についてご紹介いたします。
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沖縄県内で発症した新型コロナウイルス感染症に罹患された方々の臨床所見(症状、所見、検査結果、経過、予後)を集計・解析し、今後の本感染症に対する対策に役立てるための研究です。
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本研究では、呼吸器系検体からPRGBSを分離した患者とペニシリン感性GBS(PSGBS)を分離した患者の臨床背景を比較することで、PRGBS分離患者の臨床像を明らかにすることを目的としています。
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インフルエンザ罹患に関連した、入院もしくはそれに準じて重症と考えられる症例を、インターネットを用いた登録システムを用いて広く収集し、わが国における特に、成人の重症インフルエンザ症例の病態と、全国の医療機関における診療実態を明らかとすることを目的としています。
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琉球大学医学部附属病院第一内科では、国立感染症研究所で行われる「抗A型・E型肝炎ウイルス抗体陽性国内血清パネルの整備」に関する事業に参加・協力しています。
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日本と台湾における肺アブセッサス症の原因亜種分布と臨床像解析、および臨床分離株の遺伝子相同性を調査する後ろ向きコホート研究
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琉球大学医学部附属病院における薬剤性肺炎の気管支肺胞洗浄細胞分画を中心とした記述研究