研修医へ贈る言葉(青山 肇)

青山 肇
平成17年9月6日

 私は平成12年に琉球大学第一内科に入局し、大学病院および市中病院にて研修を行いました。もちろん今の研修制度とは異なっていますが、大学病院では第一内科以外に外科・麻酔科・救急をローテーションし、また市中病院では3年間内科全般を受け持ちましたから、比較的バランスの取れた研修だったと思います。現在は大学で消化器疾患の診療・研究に励んでいます。

 これまでは市中病院で、いわゆるcommon diseaseを多く診る機会がありましたから、大学病院では逆に難しい症例を深く掘り下げるような診療をしたいと心がけています。実際どの症例も一筋縄ではいかないことが多く、一例一例が大変勉強になります。自分ひとりでは途方に暮れてしまうようなこともありますが、当科は消化器・呼吸器・感染症の各専門医ばかりですので、厳しくもかつ暖かい手を差しのべてもらっています。もちろん第一内科のなかだけでなく、大学病院ではあらゆる分野の専門家がそろっています。このメリットは大変大きく、自分の症例をコンサルトする場合には心強いですし、逆に他科からのコンサルトもさまざまな合併症を抱えていることが多く、とてもchallengingです。

 今後、肝臓を主体に消化器内科としての研鑽を積んでいくつもりです。消化器内科としての基本技能は、やはり内視鏡やエコー、透視といったさまざまな検査・診断です。大学病院では、検査の件数自体は市中病院よりも少なめですが、読影会や外科との共同カンファを通じて診断能力を高める機会は豊富です。当科では県内に多くの関連病院がありますが、関連病院に出向している間はルーチン検査を含めた数多くの症例をこなし、大学病院では一例一例吟味しながら検査を行うことで腕に磨きをかけていく、この繰り返しによって消化器内科としての経験・技能をあげていくことになります。 検査だけでなく治療の面でも、当科では劇症肝炎や炎症性腸疾患といった、まさに消化器内科の腕の見せ所となる症例が豊富です。もちろん大学での診療は時間的・体力的・経済的に楽ではありませんが、医師として毎日とても充実しています。わが琉球大学第一内科で、ともに内科医として切磋琢磨していきませんか。

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