研修医へ贈る言葉(川根 真理子 )

中頭病院 内科 川根真理子
平成17年9月28日

後期研修を通して学んだこと

 卒後9年目となり、消化器内科医として、内視鏡と外来、そして研修医と共に学ぶことのできる毎日は、充実し、意義のある日々となっています。私は東京女子医大を卒業し、実家のある沖縄での研修を希望し、琉球大学第一内科へ入局しました。

  第一内科は呼吸器、消化器、感染症科があり、2年目に選択することになります。1年目は琉大病院で先輩先生に必死でついていき、時には居酒屋でいろんな先輩のエピソードを聞いたり、座布団にナートの練習をしたり、呼吸器の面白さ、消化器医として何が必要かを教えていただきました。

  後期研修で、私は消化器を選択し、3名の師と出会いました。琉球大学光学医療診療部金城福則先生、泉崎病院の城間健二先生、中頭病院の座覇修先生です。
 大学の研修生という立場で、3,4年目は泉崎病院へ出向しました。2年間で2000例の上部内視鏡検査、200件以上の下部消化管検査を行ないました。3年目は、下部内視鏡を行なう中、あきらめそうになる自分がいて、一向に上達しませんでした。まだ患者さんの体調管理や対応も荒削りで、至らないことが多かったように思います。そんな時、私に何が足りないか、城間先生は紙にまとめ、しかってくださったのです。石にかじりついても習得すると心に決め、寝ても覚めても内視鏡を触っている感覚が残るほど、真剣に取り組むことができました。社会人としての仕事に対する姿勢や努力の仕方など、全てにおいて指導を受けました。

  5,6年目は琉球大学附属病院にて、上部下部消化管について、金城福則先生、肝疾患について佐久川廣先生のもと、臨床研修・学会発表など多くを経験することが出来ました。内科外科カンファレンスに望むのですが、外科の病理結果から、いかに診断が正確であるか、治療が適切であったかを話し合います。金城先生と、第一外科の西巻先生に指導して頂くことで、知識が広がるとともに、診断へのこだわりや追求心が芽生えました。クローン病、潰瘍性大腸炎の患者さんを県内で最も多くフォローしている大学附属病院で、大勢の患者さんとも出会いました。また6年目には、内科認定医を取得しました。

  7年目より、中頭病院にて現在まで勤務中です。幅広い内視鏡手技に加え、外来では糖尿病や高血圧など、時には血液疾患もみる一般内科外来の担当も行っています。7年目には消化器病学会専門医を取得、9年目には内視鏡専門医取得予定です。

  私は第一内科入局と病院のローテーションによって、師匠、多くの先輩や後輩、他科の先生と出会え、また資格の取得も得ることが出来ました。
 また、患者さんに専門性のある適切な医療を速やかに受けて頂くため、病院を越えてコンサルトを行う際、協力して頂くことが多く、現在では大きな私の財産になっています。

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