研修医へ贈る言葉
屋比久貴子 平成17年9月6日
5−6年前までは研修医だった私ですが、あっという間に過ぎた2年間でした。入局した当時、いまの研修医制度が始まる前でしたが、第一内科では選択で3科ローテートできました。さらに大学での研修が終わったあと、関連病院でも希望の専門内科を2箇所研修できたので、私自身、研修できる環境としてはとても恵まれていたと思います。当初感染症に憧れ入局した第一内科でしたが、いろんな縁で気がつけば消化器内科として、患者さんの腹具合を心配している毎日です。私は1年半の大学病院での研修の後、2年半は関連病院で消化器内科を学び、去年大学に戻ってきました。戻ってきた当初は正直言ってシステムの違いに戸惑いもありましたが、市中病院ではあまり経験しないような症例も多く、毎日新しい知識を学べ、とても楽しく過ごしています。関連病院ではいわゆるcommon diseaseを数多く経験でき、消化器に関して言えば内視鏡検査、治療など技術的な面でも数をこなせ、初期研修としてとても勉強になりましたが、その反面、仕事に追われ、個々の症例について深く検討する余裕もなく、次の症例をみなければならない状況でした。逆に大学病院では、比較的時間にゆとりがあるため、
市中病院で得た経験を自分のなかで消化し、さらに専門性の高い疾患について学べるため、後期研修には最適な場所だと思います。また見渡せばまわりは専門医の先生が多く、いろんな専門家の意見が聞けるのも大学の魅力ではないかと思います。臨床にどっぷりつかってやっていく考え方もいいですが、そこから一歩踏み込んで研究してみたい方、呼吸器、感染症、消化器に興味のある方はぜひ、一内科へいらしてください。
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