当講座 西山 直哉 先生が2024年4月よりアメリカ・シアトルに国際留学しています。
今後は西山先生より,留学中の様子などを当HPを通じて発信していきたいと思います。将来的には当HP内の専用記事などを構築を考えていますが、まずはお知らせ記事として公開していきます。
以下 西山先生記事となります。ぜひご一読ください!
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こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
留学開始から4ヶ月が経ちまして、いよいよ留学記を掲載させていただくことになりました、西山です。
初めましての方も多いと思いますので、自己紹介から始めさせてください。琉球大学医学部医学科を2012年に卒業しまして、2014年に第一内科に入局し、10年ほどお世話になったところで、今年の4月よりアメリカに研究留学を開始しました。専門分野は感染症で、主に耐性菌に関連した細菌ゲノム解析を通して臨床微生物学の研究を行なってきました。発展的な研究を行いたいと考えていたところ、縁があり、シアトルのUniversity of Washington のPradeep Singh教授が主宰する研究室でポスドクとして採用していただきました。研究室のメインテーマが嚢胞性線維症から分離される薬剤耐性菌の解析であり、次世代シークエンサーを使った細菌ゲノム解析を活発に行なっており、まさに私の興味に合致したいたのは幸いでした。有難いことに勤務開始後、すぐに緑膿菌関連の研究テーマが見つかり、早速四苦八苦しながら取り組んでいるところです。
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職場のデスク。実験台の隣に個人の事務机があります。既にごちゃごちゃも、元々置いてあった共用物品の為だと思っている。なるべく綺麗に使いたいが
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さて、今回の留学記ですが、研究留学の報告を通して、アメリカでの生活や大学の様子など日本では味わえないことを伝えたいと思っています。希望と憧れを持って留学を開始し、期待通りのこともあれば、そうでないこともあり、波瀾万丈とまでは行かないですが既に色々な経験をしています。SNSの様な個人的な記録ではありますが、少しでも楽しい記事になれば幸いです。
「更新頻度は多めに」とのリクエストでしたので、今回はこれぐらいで。次回は、シアトルの街の印象の話を考えています。これからよろしくお願いします。