臨床研究に関する情報公開について

琉球大学病院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象とした後ろ向き観察研究

1. 本研究の目的

琉球大学病院では主に中等症以上の患者や基礎疾患を有する患者、妊婦症例などを優先的に受け入れています。
そこで当院で入院治療を行ったCOVID-19患者の臨床像や検査、画像所見、治療や経過などを後ろ向きに研究し、これらの患者群における特徴や重症化リスクについて調べることにしました。

2. 研究実施期間

研究機関の長の許可ら2024年12月31日まで

3. 調査データ(該当期間)

2020年3月24日〜2022年1月31日の期間の情報

4. 研究の方法(利用する試料・情報等)

●対象となる患者さま

該当期間中に、SARS-CoV-2抗原もしくはPCR検査を受けた方、あるいはCOVID-19と診断され琉球大学病院に入院した方を対象とします。

●利用する試料・情報

診療録(電子カルテ)より年齢、性別、BMI、喫煙歴、ワクチン接種歴、基礎疾患(高血圧、高脂血症、糖尿病、腎疾患、心疾患、呼吸器疾患、神経疾患、悪性腫瘍、免疫不全)、臨床症状(発熱、咳嗽、呼吸困難、咽頭痛、倦怠感、頭痛、筋肉痛、消化器症状、味覚・嗅覚異常)、検査所見(血算、生化学、凝固、サイトカイン、ウイルス抗体価など)、画像所見(胸部レントゲン、CT)、治療内容、経過(合併症の有無、転帰)を調べます。
また日常診療で採取した残余試料を用てSARS-CoV-2変異の有無と種類を調査します。

5. 試料/情報の他の研究機関への提供および提供方法

該当なし

6. 試料・情報の二次利用

本研究で取得した情報は別の新たな研究に利用する可能性がある。その場合、再度、倫理委員会へ申請し、研究機関の長の許可を得る。

7. 個人情報の取り扱い

本研究で使用する診療情報は、患者さんの氏名や住所などの患者さんを特定できる個人情報は削除します。
本研究成果は国内外の学会や学術雑誌などで発表することがありますが、その際も患者さんを特定できる情報は一切使用しません。

8. 本研究の資金源(利益相反)

該当なし

9. 当院の研究責任者(所属)

金城 武士(医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学講座)

10. 他の研究機関および各機関の研究代表者

該当なし

※太字は変更箇所となります。

お問い合わせ先
〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町上原207番地
琉球大学病院 第一内科
助教 金城 武士
TEL:098-895-3331(内線:1144)
FAX :098-895-1414

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