当院におけるラピアクタ使用状況に関する調査研究
2015年10月8日
インフルエンザウイルスは時に大流行をくりかえす感染症ですが、高齢者、肺・心臓・血液などに疾患(以下、リスク因子といいます)を持つ患者さんにひとたび感染すれば重症化する恐れがあります。2010年1月に注射剤である抗インフルエンザ薬(ラピアクタ®)が保険適用となったことで、経口剤(タミフル®)や吸入剤(リレンザ®、イナビル®)の使用が困難な患者さん、リスク因子を持つ患者さん、重症な患者さんなどに使用するときに確実な投与ができるようになりました。しかし、リスク因子を有する患者さんにおいての高用量投与例、反復投与例の調査報告はまだまだ少ない状況です。そこで当大学では、2011年1月1日〜2015年2月28日の期間でラピアクタ®を使用した入院患者さんの使用状況に関する調査を行っています。
本調査について、ご質問やご不明な点等があれば下記までご連絡ください。
連絡先:098-895-3331(薬品管理室3282)
代表者名:柴田 馨日(薬剤師)、砂川智子(薬剤師)、中村克徳(薬剤部長)
感染症・呼吸器・消化器内科学教授 藤田次郎
抗インフルエンザ薬であるペラミビルの使用実態に関する後ろ向き調査
(琉球大学倫理審査委員会 承認番号795)