一般社団法人日本呼吸器学会「インフルエンザ・インターネット・サーベイ」の実施に関する研究(多施設研究)
◆研究の目的と概要◆
インフルエンザ罹患に関連した、入院もしくはそれに準じて重症と考えられる症例を、インターネットを用いた登録システムを用いて広く収集し、わが国における特に、成人の重症インフルエンザ症例の病態と、全国の医療機関における診療実態を明らかとすることを目的としています。
◆対象となる患者さん◆
琉球大学医学部附属病院にてインフルエンザと診断され、肺炎もしくは入院となった16歳以上の患者さん。
◆研究に使用される情報・試料◆
年齢、性別、医療従事者か否か、家族内感染がみられるか否か、診断根拠、ウイルス型、発症日、診断日、ワクチン接種状況、患者背景・基礎疾患、入院理由、治療内容、予後などの臨床情報を、カルテより参照します。これらは、日常診療に必要な情報であり、この研究のために、新たに情報や検体を収集することはありません。
◆研究方法◆
上記の臨床情報を、患者さんの氏名などがわからないようにしたうえで、インターネット上で登録します。症例情報の抽出ととりまとめは、日本呼吸器学会の「インターネット・サーベイワーキング委員会」委員長および委員によって学会事務局内で行います。
◆研究期間◆
2019年12月1日〜2022年3月31日
◆主な共同研究機関及び研究責任者◆
日本呼吸器学会と国立感染症研究所が主体となって実施しており、全国の協力医療施設が参加しています。
日本呼吸器学会のホームページ https://www.jrs.or.jp/iis/
* 研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者さんを特定できる情報は利用しません。
* 本研究に参加しないことにより不利益を被ることはありません。
* 本研究に関するお問い合わせや、カルテ情報の利用についてご了承いただけない場合、以下の問い合せ 先までメールでご連絡ください。
【問い合せ先】
琉球大学大学院医学研究科 感染症・呼吸器・消化器内科学講座
研究責任者 藤田 次郎
E-mail:fujita@med.u-ryukyu.ac.jp
この研究課題で利用する診療情報等の利用については、琉球大学人を対象とする医学系研究倫理審査委員会によって「社会的に重要性が高い研究である」等の特段の理由が認められ、実施についての承認が得られています。
※【問い合わせ先】では、次の事項について受け付けています。
・研究計画書および研究の方法に関する資料の閲覧(又は入手)ならびにその方法
(他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護等に支障がない範囲内に限られます。)
・研究対象者の個人情報についての開示およびその手続
・研究対象者の個人情報についての利用目的の通知
・研究対象者の個人情報の開示、訂正等、利用停止等について、請求に応じられない場合にはその理由 の説明