学位取得者の紹介
(古堅 誠)

学位取得者の紹介(古堅 誠)
医学博士

医研  平成21年3月23日

学位論文

Legionella pneumophila infection induces programmed cell death, caspase activation, and release of high-mobility group box 1 protein in A549 alveolar epithelial cells: inhibition by methyl prednisolone.

今回、“レジオネラ感染に伴う肺胞上皮細胞傷害の機序とその制御”に関する研究で、医学博士の学位を頂くことができました。また本年度医学研究科(博士課程)修了生を代表し学長賞も同時に受賞することができました。大学院で学んできたことをこのように高く評価して頂き、大変光栄に感じております。手厚くご指導して下さいました、藤田次郎教授、健山正男准教授、講師の比嘉太先生、また、研究に専念できるよう素晴らしい環境を与えて下さったその他多くの医局員の先生方に深く感謝しております。

レジオネラ研究は、これまで、マクロファージを用いた実験が盛んにおこなわれてきました。本研究では、レジオネラ肺炎が重症化する病態を、レジオネラ感染に伴う肺胞上皮細胞傷害の観点から検討したものです。肺胞上皮細胞傷害の機序、病原遺伝子と細胞傷害との関連、薬剤を用いた細胞傷害制御の可能性について検討しており、これらはレジオネラ感染病態研究における新しい知見と考えられております。

私は、当科に入局後約7年間、呼吸器内科医として臨床の現場で多くの症例を経験させて頂きました。臨床面ではある程度のことはこなせる自信は出てきてはおりましたが、それぞれの疾患の病態を的確にとらえて診療しているか疑問に感じることも多々あり、疾患の本質からじっくりと勉強をしてみたいと考え思い切って大学院への進学を決意しました。

大学院で私が取り組んだテーマは基礎的な研究ではありましたが、レジオネラの病態に直接関係するような臨床に非常に近いところでの研究でした。実験では多くの失敗や困難にぶち当たりましたが、失敗のなかにも何かひとつは成果をみつけ、それを次のステップにつなげていくその過程が非常に勉強になりました。大学院で勉強したことで、これまでとは違った面から患者様や疾患を捉えることができ、臨床の幅を少しでも広げることができたのではないかと考えております。大学院では非常に有意義な経験をさせて頂きました、どうも有難うございました。

当科では、レジオネラ以外にも、感染症・消化器・呼吸器に関連した多くの研究に取り組んでおります。臨床を経験しながら興味が出てきたことに対し色々な方法で取り組んでいけるところが当科で研修にあたることの大きなメリットだと思います。興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

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