平成21年2月21日 日比谷健司 日本免疫学会Midwinter Seminar 2009敢闘賞受賞

この度、日本臨床免疫学会主催のMid Winter Seminar (MWS)2009 にて敢闘賞を受賞させていただきました。 これも一重に、貴重な機会を与えていただきました藤田次郎教授、ご指導を賜りました知念寛先生、東京医科歯科大学の森尾友宏准教授のおかげであり、この場を借りて深く感謝申し上げます。
MWS へ参加することは、2007年度参加者である医局の知念寛先生よりお話があり、思いもかけず参加の機会を得ることができました。これまで、私は形態(病理像)で生体の病態を捉えようとしてきました。しかし、その病理像を形成するダイナミックな駆け引きをしている免疫系に対し深く考えを及ばすことはなかったように思います。そうした意味で、今回のMWSへの参加は、私の研究内容を奥深いものとし、そして新たな研究の方向性が示されたことで大変有意義なものとなりました。
毎年、運営委員会での選考により選ばれたYoung Investigatorsが参加しますが、約2ヶ月間、自分の研究に関して外部の先生(チューター)より指導を受けてプレゼン資料を仕上げ、発表に望みます。参加者のいずれの発表も完成度の高いものであり、その中からBest presentatoreが選ばれるのですが、誰が選ばれても不思議はないものでした。今年は、特にレベルが高かったのか分かりませんが、その代わりとして5名に敢闘賞が授与され、自分もその一人として選ばられることができました。
異分野の先生方から意見を聞ける貴重な機会であること、人脈作りという意味でも大変意義のあるセミナーです。今後も多くのYoung Investigatorsの方がMWSに参加していただければと思います。興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記URLを開いてみてください。