感染症内科 診療概要
週に一度の感染症カンファレンスでは、学内症例のディスカッションに加えて、臨床研究、治験のフォローアップを行っています。2024年1月よりモンゴル呼吸器学会とのJoint meetingを2週間に1度行い、希少症例を含めて国際的な診療ディスカッションを行っています。 当班では山本教授のもとで学術活動にも注力しており、論文報告、国内・国際学会活動にも励んでいます。当講座を主体とする特定臨床研究、受託研究を展開し、新規薬剤の治験にも積極的に参加しています。

呼吸器感染症班
COVID-19
沖縄県は流行初期から発生患者数が多く、当院も多くの患者を受け入れて主に重症患者の診療を行ってきました。コルヒチンの効果を検証する医師主導治験(課題管理番号: 21fk018487h001)や、オミクロン株流行期の重症化因子の見直しを目的とした多施設共同の臨床研究も行っています。
非結核性抗酸菌症
非結核性抗酸菌(Nontuberculous mycobacteria:NTM)症の診療と研究を行っています。沖縄県独自の原因菌種分布調査など疫学的研究に加えて(県内多施設共同研究)、大阪大学微生物病研究所との共同研究で新規の分子学的手法を用いた菌種同定検査法の開発を行っています。
ニューモシスチス肺炎
新しい分子学的手法を用いたニューモシスチス肺炎の診断法の開発を行っています。
その他
肺炎球菌肺炎やRSウイルス感染症、インフルエンザウイルス感染症に関する沖縄県の特徴を見出す疫学研究や病原因子解析などを行っています。
HIV/AIDS
HIV/AIDS
エイズ中核拠点病院
沖縄県は人口10万人あたりのHIV/AIDS患者報告数が国内で多い地域です。琉球大学病院は沖縄県におけるエイズ中核拠点病院として、約300名のHIV陽性者の診療を行っています。他病院からのコンサルテーションを受けつつ、抗HIV療法の選択やエイズ指標疾患および合併症の予防と治療に関して、多職種チームのもと最適なケアを提供します。他の拠点病院や沖縄県と共に県内のHIV診療体制整備についてイニシアチブをとっています。
臨床研究
HIV陽性者に発生する加齢に伴う様々な問題に対して当科主導で多施設共同研究を展開しています。HIV検査アクセスの向上や県内で伝播するHIVクラスターの解明について国立感染症研究所をはじめとした多施設共同研究にも積極的に参加しています。
Our Team
感染症内科 スタッフ紹介

山本 和子
卒業大学:佐賀医科大学(1999年)
医学博士(長崎大学 2007年)
留学:アメリカ・Boston University(2009年-2013年)
専門医資格
評議員・代議員:日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会
専門医:日本内科学会、日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会(抗菌薬指導医)。Infection Control Doctor

感染症内科・呼吸器内科 / 講師
金城 武士
卒業大学:琉球大学(2000年)
医学博士:琉球大学(2007年)
留学:アメリカ・National Cancer Institute(NIH)(2009年-2012年)
専門医資格

感染症内科・呼吸器内科 / 助教
仲村 秀太
卒業大学:琉球大学(2003年)
医学博士:琉球大学(2011年)
留学:イギリス・Imperial College London(2016年-2018年)
専門医資格

感染症内科・呼吸器内科 / 助教
井手口 周平
卒業大学:長崎大学(2010年)
医学博士:長崎大学(2021年)
専門医資格
上 若生
卒業大学:琉球大学(2011年)
医学博士:琉球大学(2023年)
専門医資格
西山 直哉
卒業大学:琉球大学(2012年)
医学博士:琉球大学(2022年)
専門医資格
内科学会認定医、日本感染症学会専門医、Infection Control Doctor
山入端 一貴
卒業大学:琉球大学(2016年)
専門医資格
内科学会専門医


