糞線虫感染時におけるIgE、好酸球数上昇及び重症化に関与する因子に関する研究
2015年10月7日
糞線虫は皮膚を通してヒトに感染し、腸管に寄生する線虫の一種です。沖縄や九州に感染者が多くいます。普段は糞線虫に感染していても症状はないかごく軽度ですが、抗癌剤やステロイド、免疫抑制剤の使用など免疫機能の低下した状態になると、腹痛や下痢または全身に糞線虫が播種することもあります。当大学院では1990年から2014年の間に附属病院を受診した糞線虫感染の患者さまの血液検査で得られたデータを解析し、糞線虫感染に関する症状や感染することで変化する血液検査項目の研究を行っております。
本研究について、ご質問やご不明な点などがあれば下記までご連絡下さい。
連絡先:098-895-1144
代表者名:東新川実和、平田哲生
感染症・呼吸器・消化器内科学講座 教授 藤田次郎
糞線虫感染時におけるIgE、好酸球数上昇及び重症化に関与する因子に関する研究
(琉球大学倫理審査委員会 承認番号693)