D型肝炎ウイルス血清を用いたキメラマウスへの持続感染の確立と治療開発への応用

2015年10月10日

本研究の主研究施設である広島大学医歯薬保健学研究院消化器・代謝内科学では『HBV感染ヒト肝細胞キメラマウス』を利用して多くの研究を行ってきた実績がありますが、先述したように日本本土ではHDV感染患者さんはほとんどいません。逆に沖縄県では比較的感染者が多いので琉球大学医学部附属病院第一内科も参加することにしました。

 

具体的には現在通院中の患者様からの血液検体を頂き、それをマウスへ投与させていただくことになりますが、現在通院中の患者さんだけでなく、過去に琉球大学医学部附属病院でHDV感染者として診療され、通常診療にて行った血液検査における検体が残っている患者さんの、その検体と血液検査結果などを使用させていただきたいと考えております。

 

これにより患者さんに新たな検査や費用の負担が生じることはありません。また、研究で扱う情報は個人情報を切り離して、個人が特定されない形で、厳重に扱います。

 

以上の研究に関して、皆さんの貴重な臨床データを使用させていただくことにご理解とご協力をお願いいたします。

 

●本研究に関する研究計画書を見てみたい方
●ご自身の検体が残っていて、この研究に使われるかどうか確認したい方
●ご自身の検体やデータを研究に使わないでほしいと希望されている方
●その他いろいろご質問のある患者さん

 

以上のことに関して下記でご連絡を受けるよう準備しています。

 

琉球大学医学部附属病院第一内科
電話:098-895-1414 FAX:098-895-1414
琉球大学医学部附属病院 肝疾患相談室
URL:http://www.kanzogenki.jp
E-mail:http://www.kanzogenki.jp
研究責任者:第一内科特命講師 前城達次
(琉球大学倫理審査委員会 承認番号902)

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